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アスレジャースタイルが大きなファッショントレンドとなったことで、スポーツアイテム、とりわけジョガーパンツの人気が高まっています。コーディネートがしやすく、何より着ていて楽ということもあり、世代をまたいで広く普及しているようです。

とはいえ、子供っぽい、あるいは部屋着に見えるなど、スポーツアイテム特有の使いづらさがあるのも事実。そこで、大人がうまくジョガーパンツを取り入れ、抜け感のあるスタイルをつくるコツについてご紹介します。

そもそもジョガーパンツとは?

ジョガーパンツの特徴は、テーパードシルエットと、裾にリブ素材やゴムをあしらっていること。コンフォートなスタイルながら、いわゆるスウェットとは違う、現代風のテイストが加味されています。カーゴタイプのものや洗練されたルックスのものなど、デザインは多彩。また、素材やカラーもバリエーションに富みます。

海外セレブの影響を受けて、国内では女性がいち早く普段のファッションに取り入れ、デイリーに使えるアイテムとして普及しました。ユニクロなどのファストファッションブランドが派手に展開したことで、プチプラアイテムとして認知している方も多いようですが、ジョガーパンツは、多くの世界的なデザイナーズブランドも手がけている、重要なファッションアイテムの一つと言えるでしょう。

中途半端にトラッドを志向するのはキケン

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その見るからにスポーティーで心地よさそうなルックスのため、使い方を間違えると、ジョーガーパンツ一つでコーデをだらしなく見せてしまうことも。そこで、つい試したくなるのが、ジャケットなどトラッドなアイテムとのコーディネートです。

海外のスナップなどでは、ジャケットスタイルにジョガーパンツを合わせて、巧みにスポーツミックススタイルを披露しています。ぜひ参考にしたいところですが、シルエットやカラーのバランス、合わせるアイテムの質感など、様々な問題をクリアする必要があり、これがなかなか難しい。

むしろ、Tシャツやブルゾンなど、よりストリートよりのカジュアルアイテムの方が相性がよく、合わせやすさも段違い。襟付きのシャツを合わせてもいいですが、軽く腕まくりしたり、フロント部分だけをパンツにタックインしたり、ほどよく着くずして、抜け感のある着こなしを意識したいところです。足元も革靴よりも、ハイテク、ローテクを問わず、スニーカーなどカジュアルな雰囲気のものがおすすめです。

難しいワントーンコーデも、スポーツミックスなら挑戦しやすい

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画像引用元:Pixabay


また、ジョガーパンツでぜひ試していただきたいのが、ワントーンコーデです。同系色のみで全身のアイテムを構成するため、一般には難しいと言われるスタイルですが、ジョガーパンツを主役にした、抜け感のあるスポーティなコーデなら、意外に嫌味なく仕上がります。

大人っぽく上品にまとめる条件としては、ダークカラーをチョイスすること。例えば、ネイビーのTシャツにネイビーのジョガーパンツ、そしてネイビーないしは濃いめブルーのスニーカーという具合。シルエットはなるべくタイトを意識したいところ。トレンドとなっているビッグシルエットのトップスを避け、ジョガーパンツ自体もなるべく体にフィットしたラインのものをチョイスするとよいでしょう。

足元にはスウェードのオペラシューズなど、ややリッチな質感のものを合わせることで、全体の印象にクラス感をプラス。さらに時計やアクセサリー、クラッチバッグなど、高級感のある小物を意識をさりげなく加えるのがおすすめです。

まとめ

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トレンドアイテムでしかも着ていて心地いいジョガーパンツ。若干のリスクはあるものの、おしゃれ大人メンズとしてはぜひ取り入れたいものです。思い切ってトラッドを捨て、抜け感のあるスポーツスタイルを楽しむこと自体、どこか大人の余裕を感じさせるもの。ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。