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ビジネスの出会いはいつも「名刺交換」から始まる。春は新入社員の入社や人事異動、組織変更などで名刺交換の機会が多い季節。スマートな名刺交換は第一印象にも大きく影響します。
新入社員の方はもちろんですが、この機会に美しい名刺交換のポイントをおさえておきましょう。

●名刺を受け取る時に気をつけたいポイント3
1、相手の会社のロゴや名前の上に指を置いて受け取らない
2、同時に名刺を出してしまった場合、目上の相手より先に名刺を受け取らない
3、受け取った名刺に、相手の目の前でメモを書き込んではいけない(相手の名刺を汚す)

「1」は名刺をしっかり見ていないとうっかりやってしまいがち。受け取る際の「つかみ方」にも気を配るのが、最高の名刺マナーを手に入れるための道です。

●名刺を渡す時に気をつけたいポイント4
1、相手が差し出した名刺の高さより、低い位置で名刺を差し出す
2、名刺をテーブル越しに渡さない
3、ポケットやお財布から直接名刺を出さない
4、よれよれの名刺、折れ曲がっている名刺、汚れている名刺を渡さない

「2」「3」「4」は社会人として当然のマナーと言えますが、「1」は忘れがちなマナーです。

さて、名刺交換の順番ですが「訪問者→目上の方」の順で渡します。
そして名刺を渡す際は机を挟まない。必ず立って交換します。
名刺交換は自己紹介もかねていますので「社名、部署名、氏名」を相手に伝えながら名刺を差し出します。
受け取るときは、低い位置で両手で受け取り、受け取った後、相手の着席順に並べます。
名刺

名刺交換にはいろいろと細かい決まり事が多い、と思う人もいるかもしれません。
しかし、ビジネスマン・ビジネスウーマンにとっての名刺はやはり「顔」です。

まず大切なのは、相手の名刺を相手自身と同じように丁寧に接する(取り扱う)という気持ちです。
そして順番などについては、目上の人を最優先、身内よりも外の人を上として扱う、というところをきちんと意識すれば自然と正しい所作が身に付きます。

名刺交換に限らずビジネスマナーとして定着している習慣の背景にあるのは、相手のことを敬うという気持ちです。所作だけでなく名刺交換時には手元や顔周りに相手の視線が集まります。清潔感のある身だしなみにも注意を払いましょう。
言うまでもなくYシャツの衿もとや袖口の汚れは厳禁。女性は臭いにも敏感です。スーツリフレッシャーなどで嫌みの無い香りに気を配れば印象もUP。
相手を敬い、美しいビジネスマナーを身につければ最高のビジネスパーソン間違いなし。
この機会に身だしなみを整えてビジネスマナーをスキルアップ、フレッシュな4月を。