776e3e_154bd018aa464e1ab249f71c54d40612
男なら誰でも、年齢とともに気になってくるカラダの臭い、いわゆる加齢臭。寒い時期もこの臭いはあなどれない。
あるアンケートで「見た目は好みだけどにおいがくさい」男性と「見た目は好みではないけどいいにおい」の男性のどちらを選ぶか尋ねてみると、前者が18.8%だったのに対し、後者が81.2%と、圧倒的に「いいにおい」を選ぶ人が多かった。つまり女性の8割が「見た目」より「いいにおい」の男性を選ぶと答えているのだ。
 
夏場は汗が気になり体を拭いたり、着替えもこまめにするため、加齢臭のケアも自然と行えるが本当に気をつけるべきは、着替えの頻度も減る冬場。
男性の場合、自身の臭いケアと同時に毎日クリーニングしないスーツやコートの臭い対策のWケアが重要。
 
臭いのメカニズムを知って対策しよう。
 
加齢臭の原因は皮脂中の過酸化脂質が加齢とともに増え、この過酸化脂質によってパルミトオレイン酸が分解されると、ノネナールという体臭成分に変わることが原因。体臭のケアとは、このノネナールを押さえ衣服にも気を配るべきものなのだ。服の臭い+ノネナールという負のシナジーが、冬のおじさん臭を生む図式なのだ。ノネナールは特に皮脂腺の多い頭や首筋、背中、脇などから多く発生する。この対策には劣化した皮脂を取り除くことが肝心。まず入浴してきちんと皮脂を落とすこと。外出先では時々、シートタイプのデオドラント製品で気になる部分を拭いたり、出来ない部分は外出前にデオドラントケアクリーム等を使用してケアしたい。
 
もちろん、帰宅したらスーツやコートはハンガーに掛けブラッシング。すぐにクローゼットにしまわずフレグランスミストやリフレッシャーを。この一手間が大人のエチケットなのだ。