クリーゼット
ファッションでモチベーションが変わるのは、女性だけではありません。
選ぶネクタイ一つでその日の気分や、仕事に挑む姿勢・自信、仕事の勝機ですら左右されてしまう事もあるほど、ビジネスパーソンにとってファッションは侮れないものです。
その“基地”となるクローゼットこそ機能的かつ美しく整える事で男を上げられます。
クローゼットで時間をつくる
忙しいビジネスパーソンにとって、クローゼットが整う事で得られる最大のメリットは『時間』です。
朝の身支度がスムーズだと時間に余裕が生まれます。モノを探す時間は本当に無駄なのです。
毎朝10分の時間が出来れば
①1記事でも多く新聞に目が通せる
②出勤前に今日やる事の資料などに目が通せる
③1日の流れをシュミレーションでき、いいアイデアが湧く、すぐに仕事に取り掛かれる
④仕事の段取りもより丁寧にできる
⑤1本早い電車にも乗れる→一日の行動に余裕が生まれます。
実は『時間』を生み出す“デキる男のクローゼット”を実現するコツは意外と簡単です。
●ポイントは2つ
<1> 着たいものがすぐに探せて、ワンアクションで取り出せるようにする
<2> 疲れて帰ってきた時にでも、楽に戻せるようにする
具体的なコツとしては
◆その1◆
“衣装ケース”は使うな!
とにかくハンガーに「掛ける」からスタート

畳まなくて済むものは、全部ハンガーに掛けてしまうのがオススメです!
セーター類など掛けることで襟ぐりの伸びてしまうものや、下着類などは別として、それ以外は畳む物を最小限に絞ることで随分と手間を省くことができます。
◆その2◆
服を掛ける順序をルール化
「モノの指定席」を決める
疲れて帰ってきた時に、さっと元の場所に戻せるかどうか。
そのためにもうひとつ大切なのが、“掛ける順序をルール化”しモノの指定席を決めることです。
忙しい朝もすぐにコーディネイトを決めて服を探せますし、帰宅後に戻す場所が決まっていれば自然に整頓され乱れにくくなります。
ハンギングのコツはアイテム別(アウター類・ジャケット・シャツ・パンツなど)に分けて、
各アイテムごとに(1)→(3)の順に並べると見た目にも美しく、探しやすくなります!
1)丈の長さ順
2)袖の長さ順(長袖・半袖)
3)カラーグラデーション
アイテムが整理されると持っている服の色の偏りも見え、よく着ている服、ほとんど着ていない服も見やすく今後の買い物や処分の参考になります。
男性ならではのポイントとして、女性より、公私の服が別の方が多いので、服も小物も仕事とプライベートエリアを分けることで機能的なクローゼットを作ることが出来ます。
クリーゼット2
アイテムが整理されると持っている服の色の偏りも見え、よく着ている服、ほとんど着ていない服も見やすく今後の買い物や処分の参考になります。
男性ならではのポイントとして、女性より、公私の服が別の方が多いので、服も小物も仕事とプライベートエリアを分けることで機能的なクローゼットを作ることが出来ます。
◆その3◆
男の小物は一目瞭然、
出し入れ簡単な収納を
特にネクタイは色分けしてかければコーディネイトもし易くなります。
靴下や下着は収納場所も重要。朝から無駄な動きをしないために、全ての身支度は洗面所とクローゼットの2ヵ所までで済ませるのが理想。朝シャワーを浴びてすぐ取り出せるように、洗面所の棚に下着と靴下の収納コーナーを設けるのも便利です。
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◆その4◆
「鉄板のコーディネイト」パターンを決めておく
朝に時間を生み出し、すっきりと出勤する方法として、お気に入りの着こなしのパターンを少なくとも1つはしっかり決めておくことも有効です。
迷う時間を減らせるだけでなく、事前に余裕を持ったコーディネイトが出来るのでお洒落にも気を使うことが出来ます。
クローゼットのシステムが整うと、朝の支度が楽になるだけではなく、服そのもの、1枚1枚に目が向き、着こなしの癖や好き嫌いなど自然とあなた“らしさ”が見えてきます。
女性から見て、本当におしゃれで素敵な男性とは、最新の流行を追っていたり、たくさんの洋服をとっかえひっかえ着ている、そんな人ではありません。
それよりも、似合う物を知っているor 自分の世界観・美学がある、といった生き方とリンクしているような人だと思います。
身だしなみ一つでもその人が服を丁寧に扱っているかどうか。
それは、ジャケットやコートを脱いだ時の扱いひとつに現れます。 女性はそんなところも見ています。
フレグランスミストなどを使用して衣類の臭いやシワを日常的にケアすることも習慣になれば面倒ではありません。値段やブランドではなく整えられた服装、そして清潔感があれば完璧です。春の衣替えを機会にクローゼットを変えてみませんか?