大晦日のごちそう、お正月のおせち料理、家でぬくぬくしながら飲むお酒――――
年末年始はおいしいものがたくさんある幸せな時間ですが、同時に、非常に「太りやすい」時期でもあります。
 
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お正月の1週間で2キロも太った!という場合も、実はそれ以降の生活をきちんとしていれば、すぐに落ちると言われています。これは旅行のときなども同じことが言えます。

ただ、裏を返せば、「元の生活に戻せないでダラダラしていると、それが脂肪として身についてしまう」ということ。
元の生活に戻しつつ、体をしぼるためにはどのようなことをしたらよいのでしょうか。
 
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激しい運動ではなく「体を適度に動かすこと」を徹底


正月太りを避けるためには、「激しい運動」をする必要は実はありません。
お正月はどうしても運動不足になるもの。それを補うための適度な運動をするだけで、十分効果があります。
体をゆっくり伸ばすストレッチやラジオ体操を生活のなかに取り入れてみましょう。これだけで気分もすっきりしますし、正月太りを防止することができます。
また、DVDを見ながらのヨガやエアロバイクも効果的です。これは時間をかけて行う有酸素運動であり、むくみも解消できます。

お風呂もしっかりと浸かりましょう。この季節は柚子が良い香りをはなつので、柚子湯などでもよいですね。せっかくのお正月ですから、お気に入りの入浴剤を使って楽しむのもおすすめです。

お休みの後の出勤は、意識して、ウォーキングや自転車で行うのもよいでしょう。無理なく運動をしていけば、正月太りは意外と簡単に解消できます。

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食事は高たんぱく低カロリーを心がける


食事は、高たんぱくで低カロリーのものを選びましょう。
大豆製品などは、栄養がありボリュームもあるのに低カロリーです。健康にもよいので、意識して摂っていきたいものです。
また、意外とたんぱく質が多いのが「半乾燥状態のしらす干し」です。ご飯や梅干しとあわせて食べてもおいしいですし、ピーマンやネギなどとあわせて炒めてもおいしく食べることができます。しらす干しは100グラムで206キロカロリーと少々カロリーはお高めですが、主菜として食べるならばそれほど気にはなりません。

ほかにとっておきたい栄養素は、「ビタミンB1」でしょう。これは糖質の代謝に関わるビタミンであり、豚ヒレ肉によく含まれます。ただ、ビタミンB1が多く含まれる食材は、ほとんどが肉類であり、どうしても摂取カロリーが多くなってしまいがち。
ビタミンB1の含有量としては26位になってしまいますが、タイなどはカロリーも低くておすすめです。

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お正月の過ごし方は、その後の一年とも大きく関わってきます。
しっかり自己管理をしてすごしましょう!