春と言えば、桜。日本では「花」というと「桜」を指していたという歴史があるほど、桜は日本人にとってなじみ深いものです。
今回はこの「桜」の名所を、地域別に紹介します。
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北海道、五稜郭公園

北海道の五稜郭公園(函館公園)は桜の名所としてとても有名です。公園のかたち自体がとても面白いものなのですが、この公園では、桜を楽しませるイベントが毎年開かれています。

北海道ということもあり、開花時期は比較的遅く、予想開花日は4月30日、満開日はゴールデンウィークごろだとされています。
また、1週間に1度程度の割合で、「五稜郭タワー」のゆるキャラが、五稜郭公園の桜の開花情報をアップしています。これも参考にしてください。
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画像引用元:Flickr

東北、三春滝桜

東北で人気の桜と言えば、「三春滝桜」でしょう。これは、大正11年に国によって天然記念物の指定を受けたという着であり、非常に美しい桜です。
滝を思わせるようなしだれた桜であり、巨木であることも知られています。桜はとても長い間生き続ける木ですが、この三春滝桜も例外ではなく、その樹齢は1000年以上だと考えられています。

「日本三大桜」の1本とも、「日本五代桜」の1本とも言われており、いずれにせよ、非常に有名な木であることは間違いありません。
毎年咲き始める時期は微妙に異なりますが、2016年の場合、咲き始めたのが4月4日、満開になったのが4月10日でした。4月18日をすぎると葉桜となりましたが、2016年は比較的早かった方で、例年ですと、4月の第一週が終わる7~12日ごろの間からつぼみがふくらみはじめることが多いようです。
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画像引用元:Find!三春

関東 皇居

関東と言えば、やはり皇居の桜が非常に有名です。ここも公開されており、午前9時から午後4時30分(もしくは5時)まで開いています。
一般公開がされているのが魅力ではありますが、ここは非常に混みます。行くのであれば、時間の管理をしっかりとして、前もってきちんと計画を練ってから行かなければなりません。
また、とても広大なところなので、歩きやすい靴で行くことを強くおすすめします。

3月の終わりの時期には、さまざまな桜が開花始め~開花中となっていました。もう少しですべての花が開花するかもしれませんね。
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関西 大阪城

3000本近い桜が、目を楽しませてくれる「大阪城」。ここも、関西圏のなかでは非常に人気のある桜スポットです。
昼間とはまた異なる美しさをたたえる「夜桜」を見ることができること、さらに開花時期の異なる桜(特に「八重桜」は開花が遅いとされています)が植えられていることもあり、長く桜を楽しめるのが魅力です。

夜桜は、3月24日~4月16日まで、「観桜ナイター」という名称で執り行われています。この期間は21時まで入ることができるのですが、ライトアップがされるのは18時以降です。なお、この夜桜を楽しむためには、350円(各種割引あり)が必要です。
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九州、舞鶴公園

九州は福岡にある舞鶴公園は、2017年4月3日現在、3分咲き程度の桜を楽しむことができると言われています。
今年は例年よりも開花が遅いため、「さくらまつり」の開催期間が延び、4月9日まで楽しめるようになりました。

美しい城壁とさくらをライトアップして楽しめる夜桜を見ることもできるのが特徴です。また、数多くの桜が植えられているため、それぞれを見比べる楽しみもあります。

また、ちょっと面白いことに、ここではバーベキューを楽しむこともできます。おなかを満たしつつ、桜を楽しむのもよいですね。
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ここでは5つのエリアにわけて、有名な桜の見どころを紹介しました。
しかしもちろん、日本の「桜の名所」はこれだけではありません。日本全国に美しい桜が植えられていますし、近所の神社や公園の桜も、そろそろ盛りを迎えるところも多いでしょう。いろいろと楽しみたいですね。